旅の心得 ~快適な旅行のために~

旅の心得

1. パスポートについて

海外旅行と国内旅行の大きな違いは「パスポート」を持っていくことです。「パスポート」は一週間ほどでできます。申請は代理申請も可能ですが、受け取りはご本人様が行く必要がございます。

注意したいのが「有効期限」です。切れているものはもちろん無効ですが、行き先により残存何ヶ月という規定があります。もちろんお申し込みされる時に名前の確認とともに弊社で確認させていただきます。

ただ、個人旅行でもツアーでもご自身で管理していただく必要がございます。パスポートの提示が必要な観光地などもございますので、持ち歩く機会もあるかと思います。その場合はくれぐれもご注意くださいませ。持ち歩く必要がない場合はホテルのお部屋に設置されているセーフティーボックスをご利用ください。

もし仮に紛失した場合、現地の日本大使館や領事館に出向き、手続きをしたのちに「パスポート再発行書」または「帰国証明書」をもらわないといけません。かなりお時間も手間もかかります。くれぐれも注意のほど、よろしくお願い致します。

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2. スーツケースの選び方

スーツケースはご旅行の日数により変わってきます。旅の基本は身軽なことです。軽くて大きな物が理想です。ハードケース(プラスティック)のものが一般的ですが、布製の方が軽いのでお勧めです。基本的には鍵のかかるもの、なければ南京錠で空かないようしてください。

ただし、アメリカへ渡航する場合は鍵をかけないでスーツケースを預けるようになりました。中身の検査のためです。仮にかけて預けると鍵が壊されて一切修理代は出ませんのでご注意ください。もし鍵をかけたい場合はTSAロック付のスーツケースか南京錠があります。これを検査時に鍵を開けられ、終わったらロックをしてもらえるアメリア政府認可の鍵です。

スーツケースを買うのが面倒な方、1度限りなので買うのがもったいないという方にオススメなのがレンタルスーツケースもございます。インターネットで気軽にお申し込みできます。お気軽にお問い合わせくださいませ。

最後に重要なのが目印。やはり似たようなスーツケースばかりです。何か目印になるステッカーや名札をつけておいてください。荷物の取り間違えを防げます。

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3. 荷物の詰め方

基本は重い荷物とかさばる物を下に入れます。重いものが上にくると不安定で運ぶ時に大変です。小物は最後に入れます。欲張って荷物をぎっしり詰め込んでいると、帰りにお土産を買うと入らなくなってしまいます。4割ぐらいのスペースを確保しておきましょう。
また、貴重品(パスポート、現金、高価な物)・壊れ物(ビン類やパソコン等)は絶対にスーツケースにいれてはいけません。壊れたりしても、保証はございません。

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4. 海外旅行傷害保険

環境や習慣の違う海外では、思わぬアクシデントが起こることもあります。万一に備えてたとえ短期間の旅行でも保険には加入しておきたいものです。

出発間際でも空港でかけることも可能ですが、できれば出発前にあらかじめかけておけば安心です。

保証内容としては病気やけがでの入院・治療から、盗難にあった時、さらには損害賠償(たとえばバスルームを水浸しにした)など保証も充実。セットでも選択型でもあります。ご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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5. 出発前に最低限確認しておくこと

さあ、出発前日。明日からは楽しむぞと意気込んでいることでしょう。ですが、最低限現地のことで確認しておきたい点があります。

まず、気候。もうガイドブックで確認済み、洋服も選んでいれば問題ありません。ですが、着いたときの天候はどうでしょうか?着いたらまさかの雨なんてことも。インターネットで現地の天候も簡単に見れますのでぜひ確認を。

あとはもっていかれる電化製品の電圧です。現地の電圧はいくらか御存知ですが?使用しようと思ったら、なんてことのないように!特に必ず使用するものは入念に確認してください。もし変圧器、プラグが必要であれば空港で購入しましょう。

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6. 出発当日

出発当日は空港へ飛行機の出発2時間前を目安に着くように行ってください。ご案内はチケットに同封してあります。ツアーでいく場合は集合場所へ、個人旅行でも主催旅行会社のデスクに行く場合など様々です。出発のご案内を参照ください。航空券も最初からお渡ししている時と、集合場所でお渡しする分とあります。チケットを持ったらご搭乗の航空会社でチェックインをお願いします。

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7. 保安検査場・出国審査

保安検査場では飛行機機内に持ち込むすべてのものを検査いたします。

まず、上着を脱いでポケットに入っているものをトレーに置きます。そして手荷物と一緒にトレーのものも検査を受け、あなた自身は金蔵探知機を通ります。できればベルトなどもお外しください。通過後は自分の荷物の取り忘れのないように。

そして出国審査です。パスポートをご用意くださいして1人ずつ審査官にスタンプを押してもらいます。それが済んだら出国エリアで案内掲示板の自分が搭乗される便のゲートを確認の上、出発時間の約30分ぐらい前を目安にお来しください。

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8. 機内のご案内

お困りの時やご心配がある時は、お気軽にフライトアテンダントにお声をかけてください。機内では目的地まで楽しく過ごしていただけるよう、さまざまな設備を揃えて皆様のご搭乗をお待ちしております。

手荷物は必要なものだけ自分の前の座席の下に置きましょう。それ以外は座席の上の棚に入れましょう。航空機の通信機器に影響を与えるので電波を発するもの(携帯電話など)やその他電子機器の電源はお切りくださいませ。

そして座席番号を確認のうえ着席しましょう。皆様の頭上にあるFASTEN SEAT BELT(座席ベルトをお締めください)と機内アナウンスには気をつけましょう。座席ベルトのサインが点灯していなくても、着席中は軽くお締めになると安心です。あとはお座席のリクライニングですが、倒すときは一言声をかけましょう。後ろが外国人なら「Can I recline my seat back now?」(シートを倒してもよろしいでしょうか?)と一言声をかけてください。

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9. 入国審査

現地に着いてまずは入国審査です。機内で配られる出入国カード・税関申告書は行く国によって違います。出発前にこちらからもご案内致します。
そのカードを書き込んだうえ、審査官にお見せください。国によっては質問をされる場合がありますが、落ち着いてお答えください。

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10. 海外でのトラブルと対処方法

  • トラベラーズチェックがない…トラベラーズチェックの発行銀行の支店または販売代理店に届け出て、再発行の手続きをとります。
  • クレジットカードがない…クレジットカードの発行会社の支店に届け出て、カードの無効手続いと再発行を依頼します。
  • もし荷物をなくしたら…不注意で荷物をなくしたら、まず戻ってこないでしょう。ホテルや鉄道会社が弁償してくれたり、警察が探してくれることはほとんどありません。ただし、携行品の保険にかけていた方は紛失証明書か盗難証明書を発行してもらうために必ず警察に届け出てください。航空会社やバス会社が正規の手続きをして預かった手荷物については運送約款の限度内

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11. 免税制度

免税扱いで買い物ができるのは、海外旅行者のうれしいメリット。なぜなら、旅行者に限って免税扱いで一定額以上のショッピングをすると、一般消費税や付加価値税等の税金が免除されるからです。その国によっても、店によっても違います。
〈免税範囲と簡易税率〉

外国でお得なお買い物をしても免税範囲を超えてしまい、税関で超過分を課税されてはがっかりです。海外のショッピングの際には、日本の免税範囲を考えてなるべく上手に買い物をしましょう。帰りの機内で税関申告書が配られますが、これに旅行中海外で購入したものだけでなく、贈与品や預かった品、別送品などすべての物品について、品物と値段を記入します。税関ではこの申告書と口頭質問で検査を受けます。

免税範囲
数量又は価格内容/備考
酒類3本1本760ml程度のもの。
未成年者は免税対象外。
紙巻たばこ200本(日本製)
200本(外国製)
海外居住者は免税範囲が2倍。未成年者は免税対象外。
葉巻たばこ50本
その他たばこ250g
香水2オンスオーデコロン、オードトワレ除く
その他20万円
(海外市価の合計額)
品物の合計20万円までは免税(ただし1万円以下の品物は含めなくてよい)。20万円の範囲を越える品物は課税。20万円以上の品物については全額課税。

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12. お帰りの際

とにかく忘れ物のないように!お土産、自分の私物、忘れると海外なので戻ってこないことも。

あとは、疲れていることだと思いますので、スリなど犯罪にも注意してください。せっかくここまで楽しんだのに最後の最後でなんて残念です。

あとはフライト時間に遅れないように!家路までお気をつけてお帰りくださいませ。

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